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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010 2

もう一作品、私が見たかったフィリピンの映画は

『鉄屑と海と子どもたち』 ラルストン・G・ホベル監督(フィリピン)
フィリピン、マニラのバセコ地区には
海に潜って鉄屑を拾う”Bakal Boys"と呼ばれる子どもたちがいます。
そこで拾った鉄屑はキロ20円~40円で買い取ってもらえるようです。
もちろん違法ですし、とても危険なことです。
ある日、力を合わせて海の中から錨を引き上げますが、
気が付くと主人公の親友がいません。
主人公ウトイは友達を捜し続けますが、見つかりません。
そして、ウトイは友達が言っていた人魚伝説を思い出し、
夜の海の中へと消えていきます。

この映画に出演した子供たちは実際にBakal Boysです。
主人公のウトイは脚本を読む事もできず、
彼は耳で台詞を覚えたそうですが、
それではと撮影中に勉強する時間をつくり、
撮影後には監督にクリスマスカードを送ることが出来たそうです。
彼らの生活環境も紹介されていて、
父親は臓器売買で腎臓は1つしかなく、
仕事もリストラに合い失業中、
母親は貝を割る内職をしています。
子どもたちは3人いますが、
みんな学校には行っていないようでした。
でも、3人の子どもたちの鉄屑拾いはそこそこの収入になっていて、
その収入は子どもたちのものとして彼らは貯めていましたが、
とうとう生活に行き詰ったときに
長男が母親にその貯金箱(竹で作られていました)を割って渡しました。
貧しい生活をしていますが、
子どもたちはそれを両親のせいにはしていませんでした。
父親の身体を気遣い、母親の手伝いをちょっと嫌々ながら、
当たり前のようにしていました。

監督はフィリピンはとても貧しい国です。
だから、私に出来ることをしていますとおっしゃっていました。
この映画が各国で取った賞の賞金は彼らが勉強できるようにと使われているそうです。

最後にプロデューサーは
フィリピンは90%の人が貧乏です。
そしてバセコ湾周辺の住む男性の70%は腎臓が1つしかありませんとおっしゃていました。

フィリピンに通って、この現実を身近に感じています。
自分は何をすればいいのか、
考えることが大切なことなのだと感じました。U

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010公式サイト
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* COMMENT *

30年近く前、姉の結婚式のために初めてイスタンブールに行ったころは、街中で子供たちが絵ハガキなどを観光客に売っている姿がたくさんありましたが、トルコも目覚ましい発展によって、そういう子供たちの姿もほとんどなくなりました。
フィリピンも少しずつでも良くなっていくと良いですね。アキノ大統領は期待できそうですか?

あまり正義を振りかざすと暗殺されると言われてます。
大きくは変わらないでしょう。

去年グループ会社の船がアンカーをフィリピン海中に落としてしまいましたが、
捜索に一週間かかりました。業者がわざと見逃したと言われてます。

正義を通すのは難しいですね。そのせいで事件に巻き込まれてしまいました。
不正、悪事は見てみぬ振りをするのが賢明な世の中は間違っています。

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