南海トラフ地震の前兆を観測して、規模や時期を予知するのは
困難であると、公表されました。
その結果、広い範囲で強い揺れと巨大な津波が発生した場合に、
国や自治体の支援が被災地に行き届かなくなることを想定して、
今までの国の防災基本計画で、3日間分の家庭備蓄(食糧や水)を
1週間分以上に増やすことが、必要であると分かりました。
又国や自治体が、住居・病院を高台に移転したり、企業が供給網
を複数化したりと、防災・減災に取り組むことによって、最悪の
場合の死者数32万人を5分の1に、経済被害220兆円を半減出来る
とも指摘したのです。
3日分の食糧・水を1週間分に増やす事は、そんなに難しい事では
ない(個人で簡単に出来るから)と思うけど、住居を移転するのは
容易な事ではありません。
何にしてもお偉いさんたちが会議で決めた事は、すぐに実行に
移せるようにするのが一番です。でも、一体誰がその指揮をうまく
執れるのでしょうね。机上の空論にならなければ良いのですが。 Y
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