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横綱双葉山

明日2月9日は双葉山の生誕100年です。

日経新聞に読み応えのある大きな記事が載っていましたので、
ちょっとだけご紹介します。

双葉山は幼少期に吹き矢右目を失明、右手の小指も事故で失って
いました。それにも拘わらず69連勝という偉業をなしたのです。

彼は病気のため56歳で亡くなりましたが、その頃の相撲の有様を
見て
 「昔はいい相撲をとらねば人気も集らず、ひいきのお客さんも
  つかなかった。今はただ勝ちさえすればいいというので勝負
  ばかりに熱中して、肝心の相撲が留守になりがちです。それを
  力士一同へやかましく教えていますが、なかなか耳に入らぬ
  ようです。だから仕切りの態度からしてダメです」
と贔屓の人に嘆いたという事です。

今の角界の事を言っているのかしらと思うようですね。

又、彼は
 「わたしは技量においても、体力においても、べつだん衆にすぐれた
  わけではありません。こと腕力にかけては、むしろ弱いほうだった
  といってもよいでしょう」
と言い、それを出羽海理事長(常ノ花)は
 「双葉山はそんなに強い力士ではない。だが、この人は、どの相手より
  ただ一枚強いだけだ」と評しました。

笠置山(出羽一門)という力士は
 「双葉を倒したら引退声明をするという気持ちであった。しかし、どう
  しても勝てない。『いんちきやってやろう』と思う。立ち合いけたぐり
  か跳ぶ作戦だ」でも、1、2回仕切っているうちに、
 「おれ、こんないんちきな相撲を取って双葉山に勝ったからって、自分の
  人生にどういう価値が加わるんだろうという考えになった。時間前に
  立ったが、いんちきはいやだ、堂々といこう」
結果まともにいって敗れました。
 「双葉山関の土俵人格が少し上だったんだ。それでそういう心境に引きずり
  込まれた。ほかの人とやるときは倒してやろうとおもったけれど、双葉関
  にはケレンをやって勝ってもしょうがないとつくづく思った」
 「だから楽しく競技してきたですね、ぼくら。人間としてというか。その点、
  いまの勝負師を見ましても、ただ品物を作って売るという、何か商売的な
  感じを受けるんですね。」と。

「ケレン」とは「外連」と書いて、基本を外れたもので、邪道の意味で、ケレン味
のない相撲と言うのは、基本にのっとった理にかなったいい相撲という事です。

双葉山のような生き方(相撲道)をしていると、回りの力士にまでそれが波及して
いんちきな相撲がとれないようになるなんて、今の力士達はお手本にしてお客様を
喜ばせるような相撲道を行かなくては!   Y
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