昨晩、ご覧になった方も多いでしょう。
とても寒かったですが、雲も無くきれいに見えました。
日本全国で皆既月食が始めから終わりまで起きたのは2000年7月16日以来。
次に好条件が整うのは2018年1月31日とのことです。
月食とは、太陽-地球-月の順に一列に並んだときにおきる天文現象で、
満月のときにしかおこりません。
普段、月は太陽の光を反射して輝いていますが、
月食のときは太陽光をさえぎった太陽と反対側に伸びる地球の影の中を通るため
月面は暗くなります。
月は地球の周りを公転しているので、
時間経過とともに欠けて行き皆既となります。そして、また満月へもどります。
満月のたびに月食にならない理由は、
月の軌道が黄道面(地球の軌道平面)に対して約5°傾いているためです。
月食になるためには、満月の時に月の軌道と黄道面の交点の近くに月がなければなりません。
・・・だそうです。

この自然現象、昔の人はどう思ったのでしょうね。U